用語集

2008 年 10 月 3 日

「ダイエット」の用語について

* 英語の「diet」は、食物、(日常的な)食事、餌という意味である。また特にdiet control、diet therapyの略語として、食餌療法のための「規定食」を指す。従って「糖尿病予防のためのダイエット」、「高血圧の治療の一つとしてダイエットをする」などというように使用するのが本来である。

* 日本では、この語が「減量のための食餌制限」として限定的に使用されることが多いため、「ダイエット=減量・痩身」という意味で浸透している傾向にあるが、本来そのような意味は無い。「食餌制限しないでダイエットする」や「ジョギングダイエット」などは間違った使い方である。テレビ等のマスメディアによる頻繁な誤用は、さらなる定着化を招いている。(これは、本来食品であれば「ダイエット」と表記することは誤りではないが、痩せる効果が無くても痩せると誤解させることができるということを意味している。)

食事の摂取量・頻度を制限

2008 年 10 月 3 日

一回の摂取量を減少させる
消化管の手術の後など、一度に処理できる食物の量が限定される場合、一回の食事の総量は減少してしまうが、一日の必要カロリー量を維持するために、食事の回数を増加させなければならない。
一回の摂取量を増加させる
相撲の力士は、一回の食事量を増加させて食事の頻度を減少させるといわれている。頻度を減らすことにより一時的な飢餓状態になることで栄養吸収率が上がるため、同じ総カロリー数であれば太りやすいと考えられている。(一回の食事量を極度に増やすことにより次第に他の二回のの食事量が減少して結果的に摂取カロリーが減るという説もある。)

食事の見直し

2008 年 10 月 3 日

(相対的に)過大な要素を減らす
高血圧における塩分制限、糖尿病における砂糖の制限(代替の人工甘味料を用いる場合がある)、高脂血症における油分の制限などで、該当疾病の病状増悪防止や予防、治療効率の向上を目的として行う。なお、糖尿病の場合は、前述「総カロリーの制限」も併用する。また、腎臓病の場合は、塩分やタンパク質の制限を行うことがある。
(相対的に)過小な要素を増やす
低血糖症における糖分摂取、持久走など運動の前に行う炭水化物を主体とした食物の摂取(カーボ・パーティー)、鉄欠乏性貧血の場合に鉄分を多く含む食物の摂取、便秘症の場合の食物線維豊富な食事の推奨、美容のために各種ビタミン類を多く含む食物の摂取など。場合によっては保健機能食品によって不足分を補うこともある。手軽なため流行しているが、本来は日常の食事で補うべきものである。

ダイエットと痩身の違い

2008 年 9 月 5 日

ダイエットとは、健康や美容などを目的として、食事の量・質(カロリー)、食材の種類・バランスなどをコントロールすることである。
現在多く使われる、痩せるために行う運動、生活習慣の改善などは、これとは違い「痩身」と呼ぶ